スマートフォン(Android / iPhone)を使う際、最も基本でありながら重要な操作が「電話をかける」「電話を受ける」「通話を切る」ことです。
この記事では、初心者や機種変更した方向けに、最新スマホを想定した手順・コツ・トラブル対処法を詳しく解説します。
目次
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まずは電話アプリを理解しよう
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電話をかける方法(発信の基本)
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ダイヤル入力でかける
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履歴からかける
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連絡先(電話帳)からかける
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音声アシスタントを使ってかける
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電話を受ける方法(着信対応)
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ロック時の着信対応
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操作中の着信対応
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通話中にできる操作(スピーカー・ミュートなど)
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通話を切る/終了する方法
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通話の基本設定・発信者番号通知の設定
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トラブル対処:かけられない/受けられない状況の解決策
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おすすめ操作のコツ・使いやすくする設定
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よくある質問(FAQ)
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まとめ・チェックリスト
1. まずは電話アプリを理解しよう
スマホには「電話」アプリ(通話機能を扱うアプリ)が標準で搭載されています。このアプリを通じて、発信・受信・履歴表示・設定変更などを行います。
Android では「電話(Phone)」というアイコンで、「受話器マーク」が目印のことが多いです。iPhone でも「電話」アプリが専用に用意されています。
電話アプリの基本的な構成要素には、次のような画面があります:
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ダイヤル画面(番号入力)
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履歴(発信・着信の記録)
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連絡先 / 電話帳
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通話中画面
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設定メニュー(通話設定・発信者番号通知など)
これらの機能がどこにあるかを把握しておくと、スムーズに操作できます。
2. 電話をかける方法(発信の基本)
ダイヤル入力でかける方法
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電話アプリを開く
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ダイヤル画面(数字入力画面) に移動
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相手の電話番号を数字キーで入力
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緑色の受話器アイコン(発信ボタン)をタップ
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通話接続 → 相手が応答すれば通話開始
この方法はどの機種でも使える基本的な発信方法です。
履歴からかける方法
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電話アプリ内の「履歴/通話履歴」タブを開く
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発信・着信の一覧が表示されるので、再度かけたい相手をタップ
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相手の番号横にある受話器アイコンをタップして発信
履歴からかける方法は、かつて通話した相手への折り返しや再接続に便利です。
連絡先(電話帳)からかける方法
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電話アプリまたは専用「連絡先」アプリを開く
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リストの中から相手の名前をタップ
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表示された電話番号をタップして発信
事前に連絡先に登録しておけば、電話番号を毎回入力しなくても済みます。
音声アシスタントを使ってかける方法
スマホに搭載された音声アシスタント(Google アシスタント / Siri など)を使って「〇〇 に電話して」と話しかけるだけで発信できます。
ただし、音声アシスタント経由で通話をかける際には、相手の番号がアドレス帳に登録されている必要があることがあります。 Googleヘルプ
3. 電話を受ける方法(着信対応)
ロック時の着信対応
スマホがロック状態でも、着信があると画面が点灯し、着信画面が表示されます。一般的な動作:
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応答(受ける):画面上で「応答」ボタンをスワイプ/タップ
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拒否/切る:画面上で「拒否」「切る」ボタンをスワイプ/タップ
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多くの機種では、下方向へスワイプして拒否、上方向などで応答する操作方法が採られています
操作中の着信対応
スマホ操作中に着信があった場合:
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上部に通知バーやポップアップ形式で着信ボタンが表示
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「応答/拒否」ボタンをタップするだけで対応可能
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通知表示部以外をタップすると、着信画面に切り替わる機種もあります
これにより、他の作業をしている間でも着信操作ができるようになっています。
4. 通話中にできる操作(スピーカー・ミュートなど)
通話が始まると、さまざまな機能ボタンが通話画面に表示されます。主な操作は次の通りです:
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ミュート / マイクオフ:こちらの声を相手に聞かせたくないとき
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キーパッド表示:自動音声案内に番号入力するとき
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スピーカー:音声をスピーカーに切り替えてハンズフリー通話
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通話追加 / 合流通話:別の相手を加えて 3者通話(キャリア/機種・契約によって対応可否あり)
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保留:現在の通話相手を一時保留して別の操作をする
通話中画面は、通話をより便利にするための拡張機能が揃っていることが多いです。
5. 通話を切る/終了する方法
通話を終了する際は、通話画面にある 赤い受話器アイコン(終了ボタン) をタップするだけです。
また、スマホをロック状態に移行していても、終了ボタンは表示されるようになっています。
ケースによっては、通話相手が通話を切った段階で自動的にこちら側も通話終了処理がなされます。
6. 通話の基本設定・発信者番号通知の設定
電話機能には、発信者番号通知(相手に自分の番号を表示するかどうか)などの設定項目があります。
ドコモなどキャリア機種では、「通話設定 → ネットワークサービス → 発信者番号通知」から ON / OFF を切り替える方法が案内されています。 ドコモ
また、Google の電話アプリでは、着信音・バイブレーションなどを [設定] → [音とバイブレーション] 画面から変更できます。 Googleヘルプ
これらの設定を調整して、通話体験を自分好みにカスタマイズできます。
7. トラブル対処:かけられない/受けられない状況の解決策
症状 | 考えられる原因 | 対処策 |
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発信できない | 電波不良 / 通信制限 / 電話アプリの不具合 | 電波状況確認・機内モードの ON/OFF・再起動 |
着信に出られない | 通話音量ゼロ / 無音モード / 通話拒否設定 | 音量調整・着信拒否設定を解除 |
通話中に音声が聞こえない | マイク・スピーカー不具合 / ミュート状態 | ミュート解除・スピーカー ON / OFF 切り替え |
ボタンが反応しない | 画面タッチ不良 / フリーズ状態 | 通話画面を再表示・アプリ再起動 |
まずは再起動やネットワーク環境を見直すことが基本の対処法です。
8. おすすめ操作のコツ・使いやすくする設定
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通話相手をよく使うなら、連絡先に登録しておく
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通話履歴からワンタップでかけ直せるよう習慣化
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着信音・バイブレーションを聞き取りやすいものに設定
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通話中画面のボタン配置を把握しておく
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通話設定画面で “自動応答 / 転送” 機能があれば使いこなす
こうしたコツを使うことで、通話操作がより快適になります。
9. よくある質問(FAQ)
Q1. スマホをロックしていても電話に出られる?
→ はい。ロック画面でも着信画面が表示され、応答/拒否操作が可能です。
Q2. 通知画面から電話に出られる?
→ 多くの機種では通知バーやステータス表示部から応答/拒否が可能です。
Q3. 電話番号を間違えたとき、発信前にキャンセルできる?
→ 発信ボタンを押す前なら番号を消す、押してしまったらすぐ画面の終了ボタンをタップ。
Q4. 通話中に別の操作をすると通話が切れる?
→ 通話中もホーム画面に戻ったり、他アプリを起動することは可能。通話は維持されます。
10. まとめ・チェックリスト
電話操作はスマホの基本中の基本ですが、確実に使えるようになると日常でのストレスが減ります。以下を確認して習練すると良いでしょう。
チェックリスト:
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電話アプリを見つける
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ダイヤル入力で発信可能か試す
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履歴・連絡先から発信を試す
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着信時の応答/拒否操作を確認
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通話中の操作(ミュート・スピーカー等)を使ってみる
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通話終了の操作を練習
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発信者番号通知など通話設定を確認
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通信不良・音声不具合などの対処法を覚えておく