はじめに
「スマホの画面が浮いてきた」
「背面パネルが膨らんで隙間ができた」
「ケースが変形して閉まらない」
これらの症状は、バッテリー膨張 が原因の可能性が高いです。
バッテリー膨張は単なる不具合ではなく、発火や破裂の危険性を伴う重大トラブル。
この記事では、スマホのバッテリーが膨張したときの危険性と正しい対処法 を解説します。
1. バッテリー膨張の原因
1-1 経年劣化
- リチウムイオン電池は充放電を繰り返すことでガスが発生し、膨張する
1-2 過充電・過放電
- 充電しながらの使用
- 100%のまま長時間放置
1-3 高温環境での使用
- 夏の車内放置
- 発熱状態での長時間利用
1-4 粗悪な充電器・ケーブル
- 電圧不安定でバッテリーに負荷を与える
1-5 製造不良
- 稀に新品でも初期不良で膨張するケースあり
2. バッテリー膨張による危険性
- 発火・爆発のリスク
- 内部ショートによる故障
- 画面浮きや液晶割れ
- 防水・防塵性能の低下
- ケース変形による破損
👉 膨張バッテリーを放置するのは非常に危険です。
3. 膨張のサイン(チェックポイント)
- 画面や背面が浮いてきた
- ケースが閉まらない
- 本体から異音・異臭
- 急激な電池消耗
- 発熱が増えた
4. やってはいけないNG行為
- 針や工具で穴を開ける(爆発・発火の危険大)
- 冷蔵庫で冷やす(結露によるショート)
- 強く押さえて無理やり元に戻す
- 粗悪な修理業者での交換
5. 正しい対処法
Step1:使用を中止
- 電源を切り、充電器から外す
Step2:膨張を確認したら修理依頼
- キャリアショップ/メーカー正規修理へ持ち込み
Step3:データをバックアップ
- 発火リスクがあるため、修理前にデータ保存をしておく
6. Androidでの対処
- キャリア修理窓口へ
- 機種によってはバッテリー交換対応可
- 保証期間内なら無償修理の可能性あり
7. iPhoneでの対処
- Apple正規修理(バッテリー交換/本体交換)
- 保証期間内なら無料、保証外なら有償
- バッテリー交換費用:約12,000円前後(機種により異なる)
8. 私の体験談
以前、私のAndroidスマホで背面パネルが少し浮いてきたことがありました。
最初は「ケースの歪みかな?」と思ったのですが、実際はバッテリー膨張。
すぐにショップに持ち込み、バッテリー交換で解決しました。
👉 「ケースが閉まらない」「画面が浮く」と感じたら即チェックすべきです。
9. バッテリー膨張の予防法
- 充電しながらの長時間利用を避ける
- 80%前後で充電をやめる習慣
- 高温環境での使用を避ける
- 純正のケーブル・アダプタを使用
- 定期的にバッテリー診断を行う
まとめ
スマホのバッテリー膨張は…
- 経年劣化や過充電で発生
- 発火・爆発の危険あり
- 放置は非常に危険
- 修理・交換が唯一の解決策
👉 「膨らんできたかも?」と思ったら即修理依頼をしてください。
FAQ
Q1. バッテリー膨張は自然に直る?
A1. 直りません。放置するとさらに危険です。
Q2. バッテリー膨張の修理費用は?
A2. iPhoneで約12,000円前後、Androidは5,000〜15,000円程度です。
Q3. データは消える?
A3. バッテリー交換だけなら消えませんが、念のためバックアップ推奨です。
Q4. 自分で交換してもいい?
A4. 非推奨です。発火の危険があり、専門業者に任せるべきです。
Q5. 新品でも膨張することはある?
A5. まれに製造不良で発生します。その場合は保証対応になります。